「やっぱり、サッカーをしてる時の洋二はカッコいいね」


「ははっ。なんか照れるな」


洋二は口いっぱいにパスタを頬ばりながらも、頬を赤らめた。


「本当だよ? 洋二のファンの子って結構多いから、あたし心配なんだからね」


「そうなのか」


洋二は驚いた顔をあたしへ向けて、それからあたしの頭をポンッと撫でて来た。


「心配しなくても、カレンが一番大切だから」


そう言ってほほ笑む洋二に胸がキュンッと高鳴った。