これを送り返せば、もう次のアンドロイドが届くこともない。


最後のアンドロイドがどこまで洋二に近づいていたのか見てみたかったけれど、仕方がない。


「ありがとうカレン。とても楽しませてもらったよ」


雄大はそう言い、あたしの部屋を出て行ったのだった。