雄大がそう言った。


「でも、いずれはやめる事になるんだよ? それが予想外に早まっただけじゃん」


「カレン、お願い考え直して」


成美が泣きそうな顔で訴えかけて来る。


そこまで洋二のアンドロイドが必要になっていたなんて、思っていなかった。


「まぁ、いっか」


不意にそう言ったのは雄大だった。


なにか閃いたのかスッキリとした顔をしている。


「ちょっと雄大!?」


成美が慌てて雄大を見る。