「次のアンドロイドは届くと思う。でも、その次はどうするかわかんないな」


あたしはそう言ってオレンジジュースをひと口飲んだ。


「あたしたちもお金を出したのに、そんな勝手な判断しないでよ」


成美があたしを睨み付けている。


「でもさ、もう十分楽しんだでしょ?」


2人して散々アンドロイドの洋二を痛めつけていたのだ。


ストレスは十分に軽減されているハズだ。


「まだまだこれからだろ。何度だって返品ができるんだ。ここでやめたらもったいない」