洋二への暴行は夕方まで続いた。


殴る蹴る、刺す焼く。


普通の人間には到底できないことを続けた。


それでもアンドロイドの洋二は意識があり、ずっと苦し気なうめき声を上げていた。


最後には手足を切断し、前回と同じように段ボールに押し込めてやった。


優奈を好きだと言った罰だ。


罪悪感なんて少しもなかった。


こうなったことは当然なんだ。


だってこの洋二はあたしの《絶対彼氏》なんだもの。


あたしのことが好きで当たり前なんだもの。


それができない不良品なんて、ストレスのはけ口にしかならない。