後ろからその様子を見ていると、洋二そのものに見えた。


アンドロイドの洋二も入れて4人であたしの部屋へと向かった。


「随分と人間らしくなってきたなぁ」


雄大はそう言いながらもどこか不服そうな顔をしている。


アンドロイドが不良品じゃなければ暴行を加える事ができないからだろう。


あたしは洋二をテーブルの前に座らせた。


「洋二、質問していい?」


「なに?」


小首をかしげてそう聞いてくる洋二。