☆☆☆
予定通り、2人はあたしの家に来ていた。
と言っても届くかもしれないと思って呼んだだけなので、さっきから音楽を聞いたり漫画を読んだりと好き勝手している。
「あの2人、本当に分かれそうだよな」
漫画を読んでいた雄大がふと顔を上げてそう言って来た。
あたしはお菓子へ伸ばしかけた手を止めて雄大を見た。
「あの2人って?」
「洋二と優奈に決まってんだろ」
「それ、あたしも思ってた。あの2人は絶対に別れるよね」
予定通り、2人はあたしの家に来ていた。
と言っても届くかもしれないと思って呼んだだけなので、さっきから音楽を聞いたり漫画を読んだりと好き勝手している。
「あの2人、本当に分かれそうだよな」
漫画を読んでいた雄大がふと顔を上げてそう言って来た。
あたしはお菓子へ伸ばしかけた手を止めて雄大を見た。
「あの2人って?」
「洋二と優奈に決まってんだろ」
「それ、あたしも思ってた。あの2人は絶対に別れるよね」