担任「で、鈴木さんは本当に入りたいの?あいつらが目的じゃなくて。」



ただいま教務室で担任の先生の席の所で向かい合わせでお話し中。
人見知りだし初めての教務室だから緊張して担任の先生と目を合わせられない。



『あいつら?私はただ演劇が好きで』

担任「もしかしてあいつらの事知らない?それは面白い」

爆笑してる。周りにいる先生も今の会話が聞こえていたみたいで驚いた顔を向けられた。


『あいつらってさっきから言ってますがなんなんでしょうか、あいつらって。』

「これは本気か結構有名なんだけどなー。珍しいな。」


ぶつぶつ言っている先生を『先生』なんて呼ぶとごめんごめんって頭を掻きながら口を動かす。


担任「部員、部活動紹介で踊っていた5人って結構顔整っているみたいで、モテるらしいんだよね。それで近くにいたい!って女子生徒が多くて、近くにいたい!って女子生徒が多くて、近くにいたいけどダンス踊れないからそれならマネージャーするっていう人が出てきて。彼らは本気で部活をしてる訳でマネージャーいれたら集中出来ないからっていう意見。だから神経質気味になってると思うんだよね。」



マンガみたいな世界、本当にあるんだ。