「日和!」

「莉奈さん!何でいるの?」

莉奈さんが私に手を振ってくる。
助手席には、母が乗っている。

「今日は、日和の為に来たのよ。さぁ、行きましょう」


私は、後部座席に座った。

「日和、深崎翼って子いる?」