えええどうしよう...緊張するよ...


仕方がなく黒山くんのところに持って行った


「黒山くん、塩ここ置いとくね」

「かけて...」

そう言って黒山くんはおにぎりを持った手を差し出してきた


「え?」

「おにぎりに塩かけて?」


私はガクガク震えながら塩の箱を開けて取り出した


そして、パラパラおにぎりにかけた

「もうちょっとかけて?」


私は頷いて、またそれを繰り返した


「ありがとう!おにぎり完成!」


と言って笑顔を向けてきた