「…優、あたし…」


ん?
って顔してじっと見つめられる。


優が好きだよ…

その一言が出てこない。



心臓の音が 静かな部屋に
響きそうで怖い。



顔が…熱い。






「大丈夫?
顔…赤いけど」


「え…あ…うん」


「あんな寒いとこで
座ってっからだよ。」





普通に会話する優。



なんでそんなに
平然としてられるの?