「…うん」


愛美の言いたいことはよくわかる。


でもだからこそ、
言うときにはちゃんと言いたい。


…あやふやになんてしたくない。




「あと…
もう1つ、あんたに言っときたい事がある。」


愛美は真剣な顔から、優しい顔に変わった。


「あんたは自信持ちな。
確かに唐木田くんは
カッコイィけど…

あんたには、あんたのイィとこが
い-っぱいあんだから!!

それにあたしは…
唐木田くんの隣にいるのは
未衣が一番だと思ってるよ??」




その言葉がうれしくて、
愛美の気持ちがうれしくて、
何度も何度も頷いた。







そして…


心に誓った。


…ちゃんと告おうって。