「…!!」
そんなこと一言も聞いてない!!
そんな顔をすると、
その子は舌をペロッと出して
ごめん。といった。
これじゃぁ、ただ座ってる訳にはいかないじゃない。
あぁ、めんどくさい…
こんなこと、口に出してなんて言えないけど…
お茶会はどんどん続いてく…
自己紹介なんて聞いてなかったけど、
男性陣は、御子息とチャラ男と…
あと二人。
笑顔が素敵な爽やか君と、
さっきからつまらなそうにそっぽ向いてる、クール君。
正直どうでもいぃ。
男なんて興味ない…
ううん。
正確には…
他の男になんて興味ない…んだ。
大体、こんなのに来る男性なんてろくなのがいるわけないじゃない。
「席替えっタァイム!!」