「楓ちゃん~おはよう☀」
声の主は、私の親友である徳川 美玖
彼女は、学年1のギャル。
小学生からの友達である。

「お、おはよう。」
笑顔を欠かさずに言った私の顔は
やけに引きつっていた。

なぜなら...
「どぉ?このネイル??」

可愛い!!という返答をまっている彼女。

実際私にはわからない。
「すんごく、かわいい♡」
そう言っておけばなんとかなる。
そうやって毎日やりすごすのである。