都子:どういたしまして。


留置所-。


家庭教師:なあ、朝から真依の母親いないんだな?、どうしたんだ?。


警察官A:入学式に向けてのリハビリ兼ねて幼稚園に黎子さんと話し合いに行きました。近々留置所を出るそうです。


家庭教師:そうか、良かった。せめて母親くらいは真依と暮らして欲しいからな。


警察官A:そうですね、家庭教師さんもかなり穏やかになり、話し方も変わりましたね。


家庭教師:真依の父親だし、いつか真依に会えたら謝って、これから父親らしくいたいから変えたんだよ。何より所長さんのお陰でなんだ。


警察官A:そうですね、カゥンセリング何度も来てましたね?。いつか幸せに暮らせますように。


家庭教師:ありがとう。


黎子:私はこれで戻るので、ゆっくり休んでください。


真依の母親:ありがとうございました、黎子さん。


黎子:どういたしまして。


教室-。


都子:安心しました、黎子さんのお陰で変われたみたいですね。


瞬:そうですね、真依ちゃんへの想いが子供時代にあったことを上回ったんだと思います。


都子:種村先生に連絡して、園長室にいますので教室の施錠お願いします。