彼を好きで堪らなかった。 毎日、ずっと彼の事を考えていた。 彼を中心に、あたしはこの半年過ごしてきた。 『会いたいな。』 口を開けば、そんな事ばかり。 『うん。会いたいな。』 彼も同じで想い出いてくれるなら、寂しいのも我慢しようと思った。 でも、やっぱり寂しかった。 声を聞いたら会いたくなった。 会いに来て、とは言えなかった。 だって、夜中だし。 明日も仕事があるんだし。