「それより、大宮くん。カラオケ行ったんじゃなかったの?」 「俺、今金欠で…。それに今日1人だからご飯作んないとで」 「じゃあ、お礼を兼ねて。晩御飯作るけど?」 ちょっと勇気をもって聞いてみた。 快斗は、その言葉に反応してワクワクした顔をしている。 「マジで!ありがたいわ~。俺、作るの得意じゃないからさ。お願いするわ!」 「分かった!ハンバーグだけどいい?」 「大丈夫やで。」