「えーっと、通坂の母さんとおまえの母さんが親友で、
通坂の母さんが海外出張になったから、
家にあずけられてる、ってこと?」

大混乱中の私のために、家によるご飯を食べに来た遥がまとめてくれた。

どうやらそういうことらしい。

っていうか、お母さんがいないからほかの家におじゃまするって、小学生かよ!

「ま、そういうことだからよろしく。」

そっけない態度であいさつしてくる通坂さん。

大丈夫かなぁ・・・。

お母さんはかなりノリノリな調子で言ってきた。

「隼真くんは明日から2人と同じ学校に通うのよー。」