今日は中学の入学式。

「緊張するー！！！」そう親友のあかねは
隣でいつものようにはしゃぐ。
私、小野 小春は中学生になるのが嫌で仕方がなかった。そう、私はだいの人見知り。

そんな私は、生まれた時からずっと一緒にいるあかねと、いつものようにふざけ合って、色んな話をしているうちに中学校の門が見えてきた。入るとそこには、クラスの表がある。

「小春！行こ！！」
私たちは胸にいろんな想いを持ちながらクラス表へ向かって走る。
さっそく自分の名前を探す。
「あった！…1年3組か。」しかしそこに親友あかねの名前は無い。
「離れちゃったね…」あかねは1年6組だった。そして、クラス別に分かれて列に並ぶ。