「これは戦争です。生半可な気持ちでは危険が高まるだけ
なので、強制ではなく立候補制にしようと考えています。もちろん、嫌だという方は無理に参加していただかなくても構いません
ですが、もし我々に協力してくださる方がいればぜひ、明日からの訓練に参加していただきたいと思っています
本日はお時間いただき、ありがとうございました。お気をつけてお帰りください」
終始、体育館は静かだった
困惑の表情、息を飲む音、ただそれだけが反響していた
体育館にいる人たちがまばらになってきた頃
彼女はもう一つの重要な件について動き出した
「セナ」