「そうか…
なら、お前たちを信じよう。

すぐに他国と学園へは連絡を入れておこう。くれぐれも関係のない者は巻き込まないように注意しろ」



「「はい」」



「そんな…!
最高指揮官ともあろうお方が、こんな要求を受け入れるのですか!?

何かあったら責任は…」



「そうですよ!いくらこの者たちと言えど、何かあった時の我々の立場が…」



「私は己の名誉や権利より、世界を救う方を選んだだけだ。
国民を守る為に最善を尽くそうという彼らを否定するつもりはない


我々レイドは、守るために存在している。今世界を救うことが出来る可能性があるのは彼らだ

それとも何だ、国が救ってくれるのか?」