パパの胸に飛び込むママ。

「ちぃ、俺は?」

「おはよ」


奈緒くんとママは、従兄妹。

「それより、もう時間だよ!奈緒くん行くよ!」


私は、ママから受け取った弁当とテーブルに並べられていた朝食を少しだけつまんでから家を出た。