「ねぇカイ君.....あのさ、
カイ君あたしのこと好き?」
「ん、あぁ。
俺マユのこと好きー」
「嬉しいっ大好きカイ君♪」
俺...青峯 空翔アオミネカイト
城北高校2年1組4番
身長182の58㎏の細マッチョ。
この高校では[銀のプリンス]ってあだ名が付く髪色してる。
この隣にいる女は花咲 茉由紀ハナサキマユキ
一応俺の彼女。確か2年になって7人目くらいのヤツ
こいつとのデートはホテル行くことしかしてねぇな...
ま、いわゆる俺は女たらしって言われる人種で来る者拒まず去るもの追わずがモットー。
女なんて本気になればなるほど面倒臭いからな、これがちょうど良いんだよな
マジの不細工とデブとガリ以外は誰でも抱ける気がする
俺はそんな男。
そういえば、最近面白い噂があるんだよな
マユ知ってっかな、聞いてみるか、
「なぁマユー」
「うん、なになに」
「なんか誰とでもヤる美人な1年がいるって
いう噂知ってるか?」
「知ってる!けど興味あるの?」
「んーちょっとだけ」
「じゃあ休みにデートしてくれるなら
いいよ♪」
「りょーかい。なら他のやつに聞くわ」
「ちょっと待って!わかった、
ちゃんと教えるから!」
「ん」
「えっとね秋乃栞鈴アキノカリンっていう
見た目めっちゃ経験無さそうな女の子
らしいんだけど、振られた直後の男子に
Hしない?って声かけてるんだって」
「変なやつってか魔性の女だな、そいつ」
「そうだよね性格悪そうかも...
でもカイ君はあたしがいるんだし関係
ないから大丈夫じゃん♪」
「まぁーな」
マユといるとなんか疲れるわ、はぁ
付き合って1ヶ月くらいになるしそろそろ違う
探すか...