湯船につかってぼんやり考えていた


八つ裂き 不治の病 糖尿 成人病 調子が良くなった車


彼女 健二の浮気発覚 安のデビュー 健二の糖尿


うまく考えがまとまらなかった、そんな事があるはず無いと思っているからだ


浅いが足が伸ばせる洋風のバスタブに頭から沈んだ


いつも見る夢に近い感覚が有ったがそれとは別物だった


雪が入ってきた


「どうしたんですか」


右の耳はブルーダイヤのピアス胸には安たちと同じネックレスが光っていた

あの後あの店に行き同じものを二つ追加した奥さんのは小さい方が良いでしょうと

じじいが言うので雪のヘッドは一回り小さくした

その時店主は私の予想どおりでしたねと言っていた


あのじいさんは何者なのだろうか