ー次の日ー
「んっ…?」
「やっと起きたか。早く飯を食いにウィスさんの所に行くぞ。」
私が目覚めたのは見知らぬ部屋で、悟空さんは覗き込むような体制で私を見てきた。
驚いて飛び起きたら、悟空さんの頭とぶつかってしまって痛い思いで“私はどうして此処で寝てるんですか?”と聞いてみた。
「超サイヤ人になって力を使い切ったみてぇだぞ?まぁ、その内に超サイヤ人をコントロールできるようになるさ。」
「頑張ります。」
「オラも最初の時は、なかなか超サイヤ人をコントロールできなくて苦労したぞ。」
「そうみたいですね。」
私が笑った顔をしてるとウィスさんが部屋に来て“お料理が冷めてしまいますよ”と言うので、私と悟空さんは部屋を出て洗面所で顔と歯を磨いた。
それが終わると、ご飯を食べる部屋に入って椅子に座って手を合わせて“いただきます”をしたのだった。
「休めましたか?」
「はいっ。でも、荒療治で超サイヤ人になるのは辛いですけどね。」
「超ツフル人とどう違うんだ?」
「超ツフル人は、精神統一が基本になっているのに対して超サイヤ人は何かキッカケがあるでしょう?」
「確かにそうだな。」
「そのキッカケは、人によるけど超サイヤ人は基本的に怒りから入るよね。」
私達は、ビルス様と一緒に食事をしてるので話に入ってきても驚いてはいないが、やはり食べる量には驚かされてしまう。
サイヤ人である悟空さんの量も凄いと思うのに、ビルス様も量は負けていない。
私も住んでた世界では食べる量に驚かれていたんだけど、悟空さんと比べても凄く少ないように思えてしまう。
「ところで、稀奈さんは超サイヤ人になれた感覚は残っていらっしゃいますか?」
「残ってると思います。」
「では、食事の後はトレーニングをしましょうか。悟空さん、手伝っていただけますか?」
「良いぞ。」
私達は食事を食べて、トレーニングのスケジュールを聞いてお互いに頷いたのだった。
最初に食事を食べ終わったのがビルス様で、次に悟空さんが食べ終わった後に私はまだ食べていたので、悟空さんに“早くやろうぜ”と促されて食事を終えた。
トレーニングは悟空さんとの組手で、私が超サイヤ人になって悟空さんに攻撃を仕掛ける。
気功波で先ずは仕掛けてみて、その後にパンチやキックでやってみてから悟空さんが攻撃に転じて私はガードする感じでお互いが譲らずに攻防が繰り広げられた。
超サイヤ人に慣れてきて、悟空さんの通常の状態と互角に闘えるほどになった。
しかし、悟空さんは超サイヤ人より上の力を持っているので果たして何処まで闘えるだろうかと心配になってきてしまうのだが、悟空さんの超サイヤ人3までの強さまでにはなっておきたい。
「休憩になさって下さい。」
「ありがとうございます。切りが良いところで休憩に入りますね。」
「分かりました。」
「ウィス、僕にも何かくれないか?」
ウィスさんの杖から、ビルス様のお気にいりのピザが出てきて食べ始めたので、切りが良いところでトレーニングが終わった私達もピザをご馳走になった。
ウィスさんは、私を見て“稀奈さんは確実に強くなってきていますね”と言ってくれた。
私は、ウィスさんに“私なんか悟空さんに比べたらまだまだですよ”と言ったが、嬉しかったのは事実なので“ありがとうございます” と言った。
「でも、自惚れるわけにいきません。」
「気を引き締め過ぎも危険ですよ?かえって自分の命を縮めてしまう事になりますからね。」
「そうですよね。」
「気を引き締めるのは良いけど、お前さんの丁度良いと思うくらいで良いんじゃないかな。」
「私の丁度良いと思うくらいか…。」
ピザの2枚目を食べようとしたら、悟空さんが私の分を食べていて“私が食べようとしてた2枚目のピザ!”と私が言うので、悟空さんは慌てている様子で“すまん!”と両手を合わせて謝った。
だけど、悟空さんに謝られたら怒る気にならなくなってジュースを飲んでピザを食べるのを辞めた。
悟空さん達から離れた私は、湖の近くにきて集中力を高めようと精神統一をやり始めて、心を落ち着かせると自然と集中力も高まったので少し気合いを入れた。
「はぁ!」
私は高めた集中力で超サイヤ人の上の超サイヤ人2になった。
私の場合の超サイヤ人2は、セルを倒した時の悟飯くんと同じで金色のオーラの中に稲妻のようなのが周辺で輝いているもの。
「んっ…?」
「やっと起きたか。早く飯を食いにウィスさんの所に行くぞ。」
私が目覚めたのは見知らぬ部屋で、悟空さんは覗き込むような体制で私を見てきた。
驚いて飛び起きたら、悟空さんの頭とぶつかってしまって痛い思いで“私はどうして此処で寝てるんですか?”と聞いてみた。
「超サイヤ人になって力を使い切ったみてぇだぞ?まぁ、その内に超サイヤ人をコントロールできるようになるさ。」
「頑張ります。」
「オラも最初の時は、なかなか超サイヤ人をコントロールできなくて苦労したぞ。」
「そうみたいですね。」
私が笑った顔をしてるとウィスさんが部屋に来て“お料理が冷めてしまいますよ”と言うので、私と悟空さんは部屋を出て洗面所で顔と歯を磨いた。
それが終わると、ご飯を食べる部屋に入って椅子に座って手を合わせて“いただきます”をしたのだった。
「休めましたか?」
「はいっ。でも、荒療治で超サイヤ人になるのは辛いですけどね。」
「超ツフル人とどう違うんだ?」
「超ツフル人は、精神統一が基本になっているのに対して超サイヤ人は何かキッカケがあるでしょう?」
「確かにそうだな。」
「そのキッカケは、人によるけど超サイヤ人は基本的に怒りから入るよね。」
私達は、ビルス様と一緒に食事をしてるので話に入ってきても驚いてはいないが、やはり食べる量には驚かされてしまう。
サイヤ人である悟空さんの量も凄いと思うのに、ビルス様も量は負けていない。
私も住んでた世界では食べる量に驚かれていたんだけど、悟空さんと比べても凄く少ないように思えてしまう。
「ところで、稀奈さんは超サイヤ人になれた感覚は残っていらっしゃいますか?」
「残ってると思います。」
「では、食事の後はトレーニングをしましょうか。悟空さん、手伝っていただけますか?」
「良いぞ。」
私達は食事を食べて、トレーニングのスケジュールを聞いてお互いに頷いたのだった。
最初に食事を食べ終わったのがビルス様で、次に悟空さんが食べ終わった後に私はまだ食べていたので、悟空さんに“早くやろうぜ”と促されて食事を終えた。
トレーニングは悟空さんとの組手で、私が超サイヤ人になって悟空さんに攻撃を仕掛ける。
気功波で先ずは仕掛けてみて、その後にパンチやキックでやってみてから悟空さんが攻撃に転じて私はガードする感じでお互いが譲らずに攻防が繰り広げられた。
超サイヤ人に慣れてきて、悟空さんの通常の状態と互角に闘えるほどになった。
しかし、悟空さんは超サイヤ人より上の力を持っているので果たして何処まで闘えるだろうかと心配になってきてしまうのだが、悟空さんの超サイヤ人3までの強さまでにはなっておきたい。
「休憩になさって下さい。」
「ありがとうございます。切りが良いところで休憩に入りますね。」
「分かりました。」
「ウィス、僕にも何かくれないか?」
ウィスさんの杖から、ビルス様のお気にいりのピザが出てきて食べ始めたので、切りが良いところでトレーニングが終わった私達もピザをご馳走になった。
ウィスさんは、私を見て“稀奈さんは確実に強くなってきていますね”と言ってくれた。
私は、ウィスさんに“私なんか悟空さんに比べたらまだまだですよ”と言ったが、嬉しかったのは事実なので“ありがとうございます” と言った。
「でも、自惚れるわけにいきません。」
「気を引き締め過ぎも危険ですよ?かえって自分の命を縮めてしまう事になりますからね。」
「そうですよね。」
「気を引き締めるのは良いけど、お前さんの丁度良いと思うくらいで良いんじゃないかな。」
「私の丁度良いと思うくらいか…。」
ピザの2枚目を食べようとしたら、悟空さんが私の分を食べていて“私が食べようとしてた2枚目のピザ!”と私が言うので、悟空さんは慌てている様子で“すまん!”と両手を合わせて謝った。
だけど、悟空さんに謝られたら怒る気にならなくなってジュースを飲んでピザを食べるのを辞めた。
悟空さん達から離れた私は、湖の近くにきて集中力を高めようと精神統一をやり始めて、心を落ち着かせると自然と集中力も高まったので少し気合いを入れた。
「はぁ!」
私は高めた集中力で超サイヤ人の上の超サイヤ人2になった。
私の場合の超サイヤ人2は、セルを倒した時の悟飯くんと同じで金色のオーラの中に稲妻のようなのが周辺で輝いているもの。