「ほら、ついたぞ!」
「わ、、、すごい。私たちほんとに高校生なんだね!!」
健くんに手を引っ張られてついたのは、新しい私たちの青春の舞台!!なんて言っても頭が良くて真面目ばかりが集まる学校。
え?健くんが真面目そうじゃないって?
実は、私、健くんが勉強してる姿みたことないんだ。なのに、いつも学年で一番だったんだよ?
私はいくら勉強してもいつも健くんの次だった。
「なにぼけっとしてんだよ!入学式はじまっぞ~」
「ま、待ってよ!健くん!!」