「でもさ、相手は本当に藤田君かわからないよ?」
「いえ、今、小林さんが後で私のもあげる、って言ってるの聞いたんです。」
「…そう。でも、藤田君がコバちゃん選ぶとも限らないよ。」
「でもっ、誰がどう見たって、小林さんのほうがっ!!」
つい口調をあらげてしまっても、山崎さんは笑っていた。
「私は北河ちゃん好きよ。コバちゃんも好きだけどね。あなたにはあなたの良いところあるし、いつも一生懸命でか可愛いって知ってる。」
意外評価にびっくりしていると、それに…と悲しそうに続けた。
「コバちゃんの恋は、叶わないよ。」
「え?」
どういうこと?
戸惑っていると、
「とにかく、気持ちだけでも、伝えておいた方が良いと思うよ。…さあっ。落ち着いたら戻っておいでね。」
肩をバシッと叩くとにっこり笑って行ってしまった。
残されは私は、なんだかよく分からない気持ちだけれど山崎さんのおかげで落ち着きはしたので、メイクを直してオフィスに戻ることができた。
「いえ、今、小林さんが後で私のもあげる、って言ってるの聞いたんです。」
「…そう。でも、藤田君がコバちゃん選ぶとも限らないよ。」
「でもっ、誰がどう見たって、小林さんのほうがっ!!」
つい口調をあらげてしまっても、山崎さんは笑っていた。
「私は北河ちゃん好きよ。コバちゃんも好きだけどね。あなたにはあなたの良いところあるし、いつも一生懸命でか可愛いって知ってる。」
意外評価にびっくりしていると、それに…と悲しそうに続けた。
「コバちゃんの恋は、叶わないよ。」
「え?」
どういうこと?
戸惑っていると、
「とにかく、気持ちだけでも、伝えておいた方が良いと思うよ。…さあっ。落ち着いたら戻っておいでね。」
肩をバシッと叩くとにっこり笑って行ってしまった。
残されは私は、なんだかよく分からない気持ちだけれど山崎さんのおかげで落ち着きはしたので、メイクを直してオフィスに戻ることができた。