まさか…!?と思って確認するも、さすがに服は着てた。



「ん……あ、結衣…起きた…?」



「み、幹也さん何で私……!」



ボソボソと幹也さんが寝ぼけ眼で私を見ながら、言葉を発する。



「泣き疲れて寝ちゃったから…」



「…っそ、それはご迷惑を…」



返ってきた言葉に何とも言えない感情が湧いて、いたたまれない。



まさかそんな赤ちゃんみたいな…



「だ、だからって同じ布団で寝なくても……」



だけど状況が状況なだけに言葉を濁らせる私。