「ん…」



まだ暗い外。



ふと目を開けると、見慣れない景色が広がっていた。



「あれ…?」



いつの間に寝ていたのか、ぼーっとする私のお腹に何かが乗っている。



「…?」



え、と振り返れば至近距離に幹也さんのお顔。



「!?!?!?」



息を呑んで体が固まった。



お腹に幹也さんの腕が回っている。