目指せ、夢のお金持ち…!



そう意気込んで鼻息荒くガッツポーズをした。



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「とは言ったものの…」



当日、大きな大きなお城のような家に入って言葉を失った。



参加者がズラァーーーーっと数え切れないほど集まっているではないか。



100人なんかじゃ収まらない、200、300、もしかしたらそれ以上かもしれない。



「こ、こんなの選ばれるわけ…」



選ばれるのはたった1人。