毎日の楽しみであるディナー。



今日も豪華な料理がいっぱい並んでるのに、幹也さんの言葉が気になってあまり喉に通らなかった。



話さなきゃいけないことってなんだろう。



も、もしかして執事やめろとか言われるのかな…



そんな妄想が広がり、ガッと幹也さんに視線を移すも、もちろん幹也さんは食べることに集中している。



だめだめ、変なこと考えない!



フルフル、と首を振ると目の前から視線を感じた。



蒼さんだ。