悠には勝てるのに!と負け犬の遠吠え。



幹也さんの中のゲーマーの血が騒ぐんだろうな…



「明日も早いんですし、もう寝ましょう幹也さん」



「…へーい…」



ふん、と幹也さんがぶすくれた顔をするから思わず笑ってしまった。



「てめ!何笑ってんだよ!」



もちろん幹也さんは声を荒げる。



「ふふ…っ可愛いなと思って…っふ」



「馬鹿にしてんなぁ!」



私につられたのか、幹也さんもそのまま笑い出した。