「わ、私こそごめんなさい…」



「つか、何で1人で突っ立ってんの?」



「あ、さっき郁人さんに呼び止められて…その延長線というかなんというか…」



うまく説明できない私に「はい?」と首をかしげる幹也さん。



うん、正解の反応。



「暇なら俺の部屋でゲームしね?」



「え、ゲーム?」



「いろいろあるけど」



「それは知ってますけど」



これまで何度幹也さんの部屋を掃除したか。