初めての三者面談でいきなり調子に乗りすぎた…



「あ、えと、ゆ、悠くんに不安なところがなければそれでいいんですけどね…!あは、あははは…」



「はぁ」



「か、帰ろっか悠くん!」



先生の溜め息混じりの返事を聞き、ほぼ無理やり悠くんを立たせる。



何も言わず悠くんは私の後をついてきてくれた。



「ご、ごめんね悠くん…!私余計なこと言っちゃって…」



外に出ると、モワッとした熱気が身体中にへばりつくよう。



校門を出ながら悠くんに手を合わせた。