りお「よかったー。」


も「それより準備!」


「あ、はい!」


女子でワイワイしながら準備を進めた。


り「あ、もうこんな時間。練習始まるね。」


「りおちゃんはどうするの?」


りお「見ててもいいかな?」


り「いいよー!あ、その前に悠也にサプライズしようよ!」
悠也くんにサプライズをして、練習をせずにパーティーをすることにした。

り「目つぶって!」


翔「ん。」


「開けちゃダメだからね!」


みんなで手を繋いで会議室に入った。


「せーの!」


パァン
クラッカーを鳴らして、プレゼントを渡した。


「はい。翔ちゃん。」


翔「ありがと。」


「嶺亜。はい。」


嶺「サンキュ。」


みんなでケーキを食べたりしながら、次の試合のミーティングになった。
翔「次の試合だけど、ミックスにエントリーしたから。」


も「えっ?なんで?」


翔「もかたち全然試合出てねぇだろ?」


も「そうだけど。」


竜「大丈夫。ミックスと男子と両方エントリーしてあるから。」


大「翔さん。それっていつですか?俺、土曜授業あるかもしれないんですけど。」


翔「確か、7月15だった。はず。だよな竜聖。」


今日は6月2日。あと1ヶ月以上ある。
竜「あぁ。」


翔ちゃんと竜聖くんはこのチームのキャプテンと副キャプテンをしている。

あと、もかちゃんは会計と女子のキャプテン。


「翔ちゃん。その試合って遠いよね?」


翔「そうだな。前泊になるな。」


大「え。前泊っすか?」


「どうした?大輝。」


大「や。7月15って土曜じゃないっすか、14日学校終わったら練習試合なんすよ。」
翔「そうか。じゃあ、お前は1人で朝にこい。」


大「えっ。1人っすか?」


も「もちろん!その分のホテル代浮くしね!」


大「交通費出してくれないんすか?」


も「みんなでバスで行くんでしょ?そこに大輝が来ないならそうなるよね?」


大「えー。じゃあ、練習試合行くのやめます。」
「よかったー。その分バスの貸出代が少なくなる!」


大「乃々華。お前なぁー。」


「あ!お前って言った!ひどーい。」


そんなこんなで結局、みんな前泊することになった。
試合前日になった。


「みんな集まったね!」


「そうだな。」


座席決めるか。


「おぅ。つか、どうせカップルは隣なんだろ。はい。4人決定。」


「乃々華。お前どうする?」


「わたしは1人でいいよ。」


「「それはダメ。」」
「なにハモってんの?」


「ふふっ。」


「もか!「もかさん!」」


「笑うな!「笑わないでください!」」


「またハモってるー!」


「うっ。お腹痛い。」


「もか!りか!笑いすぎだ。」


「お前らいつまでやってんだ。ホテル泊まれなくなるぞ。」