「華織ちゃん!!!



ちゃんと帰ってきてくれたんだね!」




「はい……。」




「じゃあ、行こっか!」




柿木園くんは私の手を取って、歩き始めた。




「華織!頑張ってね。」




「うん!」




私は教室を出た。




「あの…、どこに行くんですか?」




「んー。じゃあ、ホテルでも行っちゃう???」




「え!?」



「冗談だよ冗談。笑



ピュアで可愛いな〜華織ちゃんって。




本当に襲いたくなる。」




柿木園くんは笑顔で言っていた。




「柿木園くん!!」



「ん??なーに??」



「話があるんですけど……。」



「そっか。



じゃあ、そこの公園に行こう。」




私たちは公園に着き、ベンチに座った。