「「失礼しまーす」」



「1年5組 栗谷と橘でーす。」



茜ちゃんが言った。



私たちは空いている席に座った。




「よし、じゃあ、全員揃ったから始めます!



顔合わせって言うだけなので、
特別することはないんだけどね。笑




じゃあ、ブロックごとに分かれよっか。」



と、いって、ブロックごとに分かれた。



私たちのクラスは黄ブロック。




「と、いうわけで、



チア長の双葉 架鈴(フタバ カリン)です!



短い間だけどよろしくね!



まだ副チア長決まってないんだよね…。



誰かしてくれないかな〜……」



皆が目を逸らした。




「あ、皆こんな感じなのか。笑



どうしようかな……。




橘さん、してくれない???」




「え、私ですか!?!?



私、1年ですよ!?」



「いやー、学園中で推薦があってさー。



ね?お願い!!!」



架鈴先輩が必死にお願いしてきた。




「力になれるか分かりませんけど、



私でよければ……。」



「ありがとう!!!



よし、じゃあ、自己紹介を!!!」



私は前に出て、




「副チア長 橘 華織 です!



よろしくお願いします!!」



私は自己紹介をして、




元の場所に戻った。