そして次の日。



「今日から体育祭の練習がメインになります!!!!



クラス優勝するためにもみんな!



ちゃんと練習してね!!!!」




実行委員の2人の後ろには炎が見えそうなほど熱くなっている。



「気合い入ってるね……。」



「華織、今日チアの集まりがあるみたい。」



「そうなの??」



「採寸と顔合わせだって」



「了解!!!」



「橘さーん。」



誰かが私を呼んだ。




「橘さん。なんで無視するの〜?」



と、私の席の前に座ったのは、



プリンスと言われている柿木園先輩。