放課後になり、



「じゃあ、先に帰るね…?」



「大丈夫だって!!!



秀くん待ってるよ!



早く行ってあげなきゃ!!!」




「ありがとう!!!!」



茜ちゃんは教室から出ていった。



「私も今日の夕食の買い物して帰ろう〜」



そして、私は帰る準備をして、教室を出た。



「あ、橘!!いいところに。」



私の片想いの相手が私の名前を呼んでいた。



「先生!!」



「よし。ついてこい!!」



「えっ??」



私は先生に手首を掴まれ、




英語準備室に来た。



「汚い!!!!!」




「この部屋片付けるの手伝って?」




「なんでここを???」




「上の先生から、ここは俺が使っていいって言われたからね。



今から1人で片付けようと思ってたんだけど、



いいところに橘がいたからさ。



ね、お願い!!!」




「仕方ないな〜。



さっさと終わらせちゃお!」