すると、



「そこのお二人さん?


俺らと遊びませんか?」



金髪の20歳ぐらいの男性が3人いた。



私は怖くて身長の高い茜ちゃんの後ろに隠れた。



「遊んでくれるだけでいいからさ!



ね。隠れないで?」



と言って、私の隣にきて、



私の手首を持って引っ張った。



「やめてください!!!」



「華織!!!」



「へぇー。華織ちゃんっていうんだ。



かわい〜」



「とりあえず、この子借りてくから〜」




「ちょっと!!!」



私は必死に抵抗したが、
相手は男の人。



女子で高校生の私の力は適わなかった。



私は口パクで茜ちゃんに



(お・じ・さ・ん!!!)




「華織!ちょっと待っててね!」




茜ちゃんは必死に海の家まで走った。