10分後救急車がきた。

「空!」

太陽さんと救急隊員の人達が来る。

空が担架にのせられて運ばれていく。

「え…空…なに」

「あ…の…ひなた…も…はあ…はあ。」

「ひなたちゃんもおいで。」

太陽さんにいわれて私も空について行くことになった。

でも、足が動かない。

「ひなたちゃん…?」

「あの。ごめんない。足が…動かなくて…」

「そうだよね。びっくりしたよね。」

そう言って太陽さんは私のことを抱き上げて救急車へと向かった。