「わかったよ。空の質問はなに?」

「もしも俺が余命わずかだっていったら…どうする?」

そういった空はどこか切ない顔をしていた。

「空が、余命わずかだっていったら…」


私は絶対に…

「私は空が死ぬまで一緒にいるよ。」


私はそう言うとこれまでかと言うほどの笑顔で笑って見せた。

すると空は嬉しそうに。

「じゃあ、死ぬまで一緒にいてね?約束」

小指を差し出してきた。

「うん。約束」

空の差し出した小指に私は小指を絡ませた。