「大丈夫、あたしが皆を守るから」
「巫女ってすごい!ありがとう!」
「今回はあたしが選ばれたけどもしかしたらミギリだって選ばれてたかもしれない、感謝される様な事じゃないよ」
「え……」
「ミギリ?」
何故かミギリはあたしの言葉に先程と同じ様にうつむいた何か変な事を言ってしまったのだろうか。
「どうしたの?」
何だか不安になってきたのでシジマの方に目をやるが、シジマはまだあたしの裾を掴んだままミギリの様子には気が付いてない様だ。
「巫女様、僕達そろそろシデンから帰ってくる人達の荷物運びを手伝わなきゃ。またね」
「巫女ってすごい!ありがとう!」
「今回はあたしが選ばれたけどもしかしたらミギリだって選ばれてたかもしれない、感謝される様な事じゃないよ」
「え……」
「ミギリ?」
何故かミギリはあたしの言葉に先程と同じ様にうつむいた何か変な事を言ってしまったのだろうか。
「どうしたの?」
何だか不安になってきたのでシジマの方に目をやるが、シジマはまだあたしの裾を掴んだままミギリの様子には気が付いてない様だ。
「巫女様、僕達そろそろシデンから帰ってくる人達の荷物運びを手伝わなきゃ。またね」