さっきのヒジュラが話をしていてくれたんだ。
書庫、そこへ行けるだけであたしの想いは満たされてしまう。
「本当に…夢の様です。有り難うございます」
「あなたの父上…アジュラは今日は残念ながら外へ出ています。夕方までには戻らないかと…。けれどあなたならいつでもアジリへ来て良いのです。街のヒジュラに声をかければ何時なりともここへ案内する様伝えておきましょう」
立ち上がり、祭壇の外まであたしを見送るアグニ様は終始笑顔だった。
回廊にはさっきのヒジュラがあたしを書庫へ案内する為に待っていて、共に深くアグニ様に礼をして祭壇を後にした。
書庫、そこへ行けるだけであたしの想いは満たされてしまう。
「本当に…夢の様です。有り難うございます」
「あなたの父上…アジュラは今日は残念ながら外へ出ています。夕方までには戻らないかと…。けれどあなたならいつでもアジリへ来て良いのです。街のヒジュラに声をかければ何時なりともここへ案内する様伝えておきましょう」
立ち上がり、祭壇の外まであたしを見送るアグニ様は終始笑顔だった。
回廊にはさっきのヒジュラがあたしを書庫へ案内する為に待っていて、共に深くアグニ様に礼をして祭壇を後にした。