次の日

夕「今日も早く帰ってきてくださいね？」

『フフえぇ帰ってくるから待っといてね』

私は学校に向かって歩いた

ギュッ！

杏「レオ〜！」

『おはよう杏奈元気ね』

杏「レオは綺麗だね〜！」

姫「おはようレオちゃん」

『おはようございます姫川良先輩』

この先輩嫌いだわ......

姫「だから！いつも言ってるでしょ？フルネームじゃなくて！名字か名前！」

『姫川先輩でいいですか？』

姫「うん！じゃあ俺行くね！また生徒会で！」

杏「嫌だねぇ〜あの先輩」

『ちょっとしつこいわね、今年の生徒会も副会長になる気かしら？』

杏「レオが会長だったらなるんじゃない？でも今回はあの暴走族達がいるからわかんないけど〜」

『私あの人たちとは関わりたくないわ』

杏「そうなの〜？あの総長とレオお似合いとかみんなに言われてるよ？」

『私は嫌いよ..早く行きましょ』

杏「ほんとそういうの興味ないよね」

『もちろんよ..私は暴走族関係の人間でもないのに』

杏「ｗまぁそうだね」

『授業始まるわよ』

転入生は来てないみたいね

遅刻ね......

私はそんなことを思いながら授業を受けた

転入生達は昼休みになっても来なかった

杏「レオ〜！暇！」

『私にどうしろと？』

杏「生徒会室か屋上行かない？」

『生徒会室に行かない？』

私たちは生徒会室に向かった

杏「ここって本当豪華だよねぇ〜！」

『そうね、どういう訳か』

杏「そう言えば転入生達クラスに来ないで屋上でサボってるみたいだね〜」

『どうして知ってるの？』

杏「あぁ友達が教えてくれた！」

『へぇ〜そう言えば明日ね生徒会選挙』

杏「今年も生徒会はレオだね！」

『めんどくさいわよ...』

杏「いいじゃん！何でもできるから！むしろできないことがあるの？って聞きたいわ」

『でも大変よ...色んなこと頼まれるから』

生徒会室で昼休みを過ごして授業がまた始まった

先「あいつらはどこに行ったんだ？」

女「朝から見てませーん！」

先「美咲城さんゴメンだけど呼んできてくれないか？」

『わかりましたでもどこにいるのか分からないので杏奈さんと行っていいですか？』

先「いいですよ、お願いします」

ガラガラ

杏「ありがとうね！あの先生の授業眠いんだァ〜」

『私はただあの人たちを見つけても喋りたくないからよだから杏奈お願いね？』

杏「えぇ！？」

私たちは屋上の階段を登った

ガチャ！

いた......

樹「あれぇ〜？美咲城様だぁ〜！」

名前呼ばないでほしいんだけど

杏「樹くんと白くん先生が呼んでるよ〜！」

なんか3人こっち見てんだけど

類「へぇ〜この人が美咲城様かぁ〜」

杏「早く！！」

行く気なしねぇ....

杏「どうする？レオ......」

『もういいわ、杏奈行きましょ授業を聞き逃すわよ』

杏「えっ、あっ、うん！」

『それと、ここはあまり使わないでくれませんか？大事な場所なのであなた達がいると困ります』

蓮「チッ......」

『舌打ちですか....フッ、杏奈行きましょこの人達と付き合うより勉強した方がマシだわ』

類「お前！！」

『あら？私何か言いましたか？....では失礼します』

私は一礼して屋上を出た

杏「大丈夫なの？」

『何が？』

杏「あの人たち一応世界Ｎｏ．２琥珀だよ？喧嘩売って大丈夫なの？」

『あなたは私のことを唯一知ってるでしょ？あんな世界Ｎｏ．２の奴らに負けないわよ』

杏「フフ、本当にレオが男だったら私付き合いたいなぁ〜！」

『そうね....』

私達は教室に戻って先生に事情を言って授業を受けた

杏「終わった！！レオ帰ろ？」

『えぇ』

私達は校門まで一緒に歩いていた

姫「レオちゃん！！」

杏「来たよ？逃げる？」

『いえ大丈夫よ』

『どうしたんですか？先輩』

姫「明日の選挙楽しみだね、今年もよろしく」

『えぇもちろん』

姫「じゃあ明日！！」

まさか......それだけ？

杏「あれだけ？おかしな人」

『そうね...』

杏「ね！ね！帰りにさ何か食べて帰らない？アイスとか！！」

『いいわね、行きましょうか』

私たちはアイスを買って、食べながら帰った

その日はお風呂に入り、勉強をして寝た