〜啓人Side〜






「今日、ここに居たいな」

千愛希の言葉が脳内でずっとリピートされる。









いつもサバサバしすぎの、
俺に冷たい千愛希と同一人物とは思えない。





だけど、ずっとここにいられたら俺の理性がもたねぇ…。








「千愛希ー?大丈夫かー?ここは男の部屋だぞー?」



「しってるしってるー 啓人の、部屋でしょ❤︎」


そういうと千愛希は俺が寝てたベッドの上に寝転んだ。




「はぁ…!気持ちいい!
もうここに寝る!」





「千愛希!ここに寝たら、どうなるかんかってんの?、」





「親にバレたら…。」






「だいじょーぶでしょ!だって今日の夜からママ達は旅行でかけたし、
パパはどっちとも出張で福岡にいるじゃん!」






まぁ、確かにそうだけど…。






「だからきょーはここで寝たいのー!」















だめだ…
かわいすぎる…。








いつもの千愛希とは違いすぎて。

まぁいつももかわいいんだけど!











「…今日だけだぞ…」