「ちょ…千愛希…
そのカッコ!」





いくら女子力のない千愛希でも、

いつもさすがに俺が男だからか

ジャージなり制服なり私服なりで俺の部屋に現れるが…





「あ、これ?かわいいでしょー❤︎」
パジャマ…。

暑いのはわかるけど…、
露出多すぎ…。







「何でこんな時間にきたの?」

「えー?あのねー啓人に会いたくて!❤︎」









やばい。何飲んだか知らないけどかわいすぎる。


いつもなら
「漫画借りに来た」

「数学教えやがれ」

しか言わない!!

そして、トーンが全然違う…!





まてよ…
もしかしてこいつ…。







「おい、おまえ酒飲んだ?」
「酔ってるのか?」




「えー?知らなーい!」

酒の匂いはしないけど…、

千愛希の匂いに混じって、コーラの匂いがした。




「そういえばおまえ、炭酸のめないんじゃ…。」


「そうだよー!」


やっぱり。


こいつ、なにがあったのか知らんが飲めない炭酸を飲んで酔っ払ってやがる。!








「啓人ー?」

「今日、ここに居たいな」