あの後は私、如月亜留からボロクソにけなされてしまった。

 負けまいと私は言い返したけれど、如月さんの方が口達者だった。
 口喧嘩では誰にも負けないと自信持っていた私は今回は敗退なのだ。
 
 さて寝ようとした準備をしていた時、何と久しぶりに川辺すみれちゃんの声を聞いた。
 電話がかかってきたのだ。

「さやー! 久しぶりぃー!」

 スマホの向こうから聞こえて来る、すみちゃんの元気な声だ。

「久しぶりぃー! 元気してるぅー⁉︎」

「元気だよー! さやの方はー?」

「私も元気だよー!」