慌てて飛び起きると下敷きになっていた人物は土方だった事が確認できた。


「ごめんねー、大丈夫?」

「ったく、人の上に落ちてくるなんざどう言う神経してんだ馬鹿野郎」


バチンッと


私の額を弾く土方。


痛い。


「ごめんって。それより昨日はお団子ご馳走様。お礼も言わずにい帰っちゃってごめんね」


正直来るのも帰るのも私の意思は全く関係ないからしょうがないのだけど一応謝っておく。

ご馳走になってるわけだしね。


「お前何言ってんだ?お前と団子食ったのは一年も前の話だぞ」


「…………………………はぃ?」