取り敢えず一旦下に降りて残りの朝ごはんを食べる。
だが頭の中は土方達の事で埋め尽くされていて味なんてわからない。
「ご馳走さま」
食器を片付けてタンブラーにカフェオレを入れて二階に戻ると再びパソコンで調べ始めた
総司は結核、平助は刺殺、近藤は斬首、土方は撃たれて死ぬ。
昨日一緒にお団子を食べて笑いあっていた人たちがこんな死に方をするなんて。
震える体を抱きしめながら勉強机とセットのクルクル回る椅子をギィギィと鳴らしながら回る。
するとベッドの上にあるものに気がついた。
「これ…石田散薬……」
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